空き家になったとき、どうする?放置のリスクと解決方法

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2025年09月12日

空き家になったとき、どうする?放置のリスクと解決方法

皆様こんにちは!(^^)!
リバティー沖縄の大城です
 
近年、「空き家問題」という言葉を耳にする機会が増えています。総務省の調査によれば、日本全国で空き家は年々増加しており、社会的な課題となっています。
実際に当社へご相談いただくお客様の中にも「実家が空き家になった」「住まなくなった家をどうすればいいかわからない」というお声は非常に多いです。

空き家をそのまま放置してしまうと、思わぬトラブルに発展する可能性があります。今回は、空き家を放置するリスクと、その解決方法について解説いたします。

空き家を放置するリスク

1. 建物の老朽化と倒壊の危険

人が住まなくなった家は急速に傷みます。換気や掃除がされないため湿気がこもり、カビやシロアリ被害が発生しやすくなります。数年も放置すれば屋根や外壁が劣化し、台風や地震の際に倒壊するリスクも高まります。


2. 近隣への迷惑

雑草や庭木が伸び放題になると害虫や小動物が発生し、近隣住民に迷惑をかけてしまいます。また、ガラスの割れた窓や壊れた塀は景観を損ね、「治安の悪化」や「空き巣のターゲット」につながることもあります。
 

3. 固定資産税などの維持費

空き家でも固定資産税や都市計画税はかかります。さらに管理や修繕をしなければならないケースもあり、住んでいない家に思わぬ出費が続くことになります。
 

4. 行政からの指導

「空家等対策特別措置法」により、危険と判断された空き家は行政から「特定空家」に指定され、改善を求められることがあります。最悪の場合、行政代執行によって強制的に取り壊され、その費用が所有者に請求されることもあります。
 

空き家への主な対応方法

1. 売却する

最もシンプルな解決策が売却です。老朽化が進んでいても、不動産業者による買取であればスピーディーに現金化できます。
「もう使う予定がない」「維持費がもったいない」と感じる方は、早めに売却を検討されるのが安心です。
 

2. 賃貸に出す

リフォームをして貸し出す方法もあります。家賃収入を得ながら資産を保持できる点がメリットですが、初期費用や入居者管理の手間がかかるため、管理会社への依頼が一般的です。
 

3. リフォーム・リノベーションして活用する

古い家をリフォームしてセカンドハウスや事務所として利用する例もあります。ただし、費用がかかるため「投資として見合うかどうか」を事前に検討することが大切です。
 

4. 解体して土地として売却する

建物が老朽化している場合は、更地にして売却する選択もあります。建物の状態によっては「建物付き」で売るよりも高く売れる場合もあります。
 

空き家対策は「早め」が安心

空き家は「まだ大丈夫」と思っていても、時間が経つほど傷みが進み、資産価値が下がってしまいます。また、近隣トラブルや行政の指導が入ってからでは、解決が難しくなる場合もあります。

早めに動くことで「売れる家」として価値を残せるのです。

まとめ

空き家は、そのままにしておくと建物の劣化や税金負担、近隣への影響など、さまざまな問題が起こりやすくなります。ですが、早めに向き合えば解決の選択肢はたくさんあります。

売却、賃貸、リフォーム、解体…どの方法を選ぶかは、ご自身やご家族の状況によって異なります。大切なのは「放置せずに選択肢を持つこと」です。

「どうするのが一番いいのか」と迷うときは、一人で抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談してみると気持ちが楽になります。空き家の問題は珍しいことではなく、多くの方が同じ悩みを抱えているからです。

安心して新しい一歩を踏み出せるように、まずは小さな情報収集から始めてみると良いでしょう。

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